葬送方法の選択肢も増え、葬儀についても様々な形式を選ぶことが出来るような時代になりました。それによってその人の生きてきたスタイルや信念、情、希望なども反映できるようになったのです。自然葬を選択する人が増加傾向にあるのも、その表れでしょう。もちろんコスト面のような合理性からの選択ということもありますが、これも「遺志」の現れです。

しかしこれを受けて、参列者側は戸惑うことも見られます。新しい形式であるからこそ、マナーやしきたりといったはっきりとしたものが示されておらず、どのように参列し、ふるまっていいのかが解らないのです。ご挨拶や服装といった、ごく普通の参列であったら困らないようなことでも、どのようにしていいのか迷うといった声が聞かれます。何もご遺族からのご希望を聞いていないのであれば、通常の葬儀に参列するような服装やご挨拶であれば、失敗はありません。

ただし自由度の高さから自然葬を選択されている場合には、遺志として「普段通りの」とか「仕事の制服で」などと、その人の望む服装があるかもしれません。ご遺族にお話をうかがって、それに沿うような形で参列するのがベストでしょう。お話を伺えば、発するべき言葉もおのずと判断できるものです。遺志とご遺族の意向を尊重することが重要です。

また自然葬への立会いを望まれているということは、それだけご本人との関わりが深かったと考えていただいているということです。その気持ちを真摯に受け止めることが大切です。

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